「完璧だ」と認定したことで完璧さを捉えることが出来た

ちょいちょい読んでいる掲示板で「日向ぼっこ」という言葉が出てきてちょっと気になったので、その元になったであろうスレッドをずっと読んでいました。
（※わたし解釈による「日向ぼっこ」とは、気付きによってそれまでの認識とは大きく変わったにも拘らず、現実世界への変化を望まず内面世界でのみの安堵感に浸ることを目的としている状態のようです）

そこで気になったのは「今の状況も完璧。起こる出来事も完璧。そう思い込もうとしているのではなく、エゴも降参して納得してしまうほどの物理世界での完璧を経験している（←探すのが大変なので、覚えている感覚で書きました）」という趣旨の紙さんという方のカキコミでした。


それを読んで「わたしも是非経験したい」と心躍りました。

その頃のわたしは、充足を見ようとしても快さに向けようとしても、いつの間にか「快さを保たなくては」という気持ちが出て快くなれず、

「勝手に反応が出てきて、もう小我のわたしにはどうすることも出来ない。楽ちんお任せモードにしておこう」と決めてその時は楽になったのですが、段々と不足の方へ目が向きつつあったという時期でした。


「わたしの今いる状況は、エゴ視点からは完璧には思えない。でもどうやら完璧らしいから、完璧とすることとしよう」

小我のわたし視点では、どうやっても今の状況を完璧だと捉えることは出来ない。

けれど大我視点では完璧らしい。

ですので、その視点に捉え方を譲ったという感じです。


そして、ふと気づきました。

部屋から美しい青空や夕焼けが見える。鳥のさえずりがよく聞こえる。

騒音とは無縁の静かな環境。

近くに川が流れていて、いつでも癒しの為に川のせせらぎを聞きに行ける環境。



今まで全く気付いてませんでしたが、これらの環境は、過去に悩みであったものが解消された結果であったり、望んでいた環境であったりしたものでした。

わたしの実家は長屋作りで、裏のお宅も目の前に迫っているという環境でした。

わたしの部屋は増築した裏側でしたが、増築した際に裏のお宅の「増築されると窓が近くなりすぎるので、窓に目隠しを付けて欲しい」という要望を受け入れたため、わたしの部屋の窓からは眺めどころか射光も限られた空間でした。

当時は増築で自分の部屋を持てた嬉しさで窓の遮りはそれほど気にしませんでしたが、やはり閉塞感は感じていました。

そしてその閉塞感は、20代で始めた一人暮らしでも続きました。

目の前の大きな道路の排気ガスがひどくて、洗濯物を干していると排ガスのススで薄汚れました。

ですので窓はほぼ閉めた状態。

外の空気が悪かったので、窓を開けて深呼吸なんてことは思いもしませんでしたね

おまけに目前には背の高いマンション。

それが今では、窓一面に美しい青空や夕焼けを臨むことが出来る。

存分に深呼吸だって出来る。（たまに鳩のフンの臭いはしますが）

なんて幸せなのでしょう。




騒音にも長年付き合ってきました。

実家では隣の部屋の父のいびき。（←父が嫌いだというのも大きいですが、本当に父のいびきはひどいのです）

20代で始めた一人暮らしの住宅では、前の道路の車の音。

特に夜中に暴走族（←今はこう言わない？）のエンジンを吹かす音に叩き起こされることもしばしば。

ですので今の住宅へ越すまでは、ずーっと耳栓が欠かせませんでした

それが今では静かすぎるくらいに静かで、越したばかりの頃は夜の「シ・・ン」とする静けさが怖くもありましたが、今はこの静けさがとてもとても気に入っています。

朝は鳥のさえずりで目覚めることも出来ますしネ。（今は、猫のチョビにたたき起こされますけれどね）


学生の頃から川の近くに住むことに憧れもありました。

学園ドラマで川岸を歩くシーンや、夕陽が沈む川岸で物思いに耽るシーンを見てです。

今は近くの川に好きな時にフラッと出掛けて、あの女優さんの如く存分に物思いに耽ることだって出来ます。


これらの充足は、たった今まで本当に気付くことが無かったのです。

それどころか、今の環境をほんのり不足側で捉えていました。

「あれが嫌！これも最悪！」とガッツリ不足をばかりを見ていたわけでは無かったですが、「満足はしていないし気にいらないところも色々あるけれど、まあ悪くないんじゃない？」といった感じでした。

バイクや自転車などの盗難多発地帯だし、内装はきれいだけど建物自体は古いし。

だけど、気付けば長年煩わされた住環境の悩みから、ものの見事に解消されています。

引っ越す時、特にそれらを意識して探したわけでは無かったんですけれどね



「完璧や！！！」

気付いた時、思わずそう叫んでました

わたしが「完璧だ」と視点を譲ったからこそ、捉えることの出来た充足なんですよね。


そうしたら、過去の自分の経験の中に「大いなる存在・内なる自分」からの愛が溢れていたことに気付きました。

このブログ内にも書いた「わたしたちの行動をコントロールしているのは『自分の意識』では無かった！」では、愛猫を亡くした深い悲しみから無思考・無感情になっていたところ、意思に反して勝手に口元が小さく笑った経験や、

「何度目かの再配達の大ショックで、ようやく気付いたわたしの話」では、大きなショックから思考が働かず「なんで！？なんで！？なんで！？」と自らに呪文のようにつぶやいたことから気付いた経験。

これらは、未来を心配したり、また心配して急かされたり、過去を恨んだり悔やんだりと、わたしたちが日々頭の中であれやこれやと働かせているものがすっかり止んでいる状態の時に起こりました。

エゴの働きが極限まで弱まることで、ダイレクトに「大いなる存在・内なる自分」からの愛を受け取ることになりました。

108さんの言うところの「あなたが歩道から外れ、車道に出ていることに気付かず歩いているところへ、神はあなたを幸せに導こうとして車道に出てくる。あなたの視界に入るように手を振って案内しようとする」という状態だったのだと認識しています。

（ですので、わたしが初めて一人暮らしをしたマンションでも、当時は見つけられなかったわたしの充足は必ずあったはずなのです）




心配しなくても、わたしたちはいつも内なる神と繋がっている。

先のことを憂いたり「このままで良いのだろうか？」と急いたりと余計なことをしなければ、ダイレクトにそれを受け取ることになる。


「エゴを活性化させない」

これが先ほどのスレッド内で語られていた「（望みは既に叶えられているのだから現象化するまで）やりたいこと、好きなことを全力でする」ということに繋がるのだと思います。

「全力で」というのは、「将来にも繋がらないこんなこと、いつまでもしていても良いのだろうか・・」「こんな非常識であろうことをしていても良いのだろうか」「こんなに遊んでばかりで良いんだろうか・・」という否定的な思考を一切しないということも含まれると思います。

子供の頃のように一心に楽しむ。

それがやりたいこと・楽しいこと・今よりも楽になれることなら、ゲームでも、youtubeを観ることでも、外食でも、漫画を読むことでもなんでもいい。

将来に繋がることでなくたって良い。

それを思いっ切り楽しむ。

楽しんでいたら、それが先の展望を示してくれる。

（↑これ、たしかに何度も108さんが言っていることでしたね）



と感じていたら、バシャールセッションを受けたyoutuberの方がバシャールに「①ワクワクすることをしなさい　②全力でしなさい　③結果を手放しなさい」と最近散々言われた、と言われている動画を偶然発見しました！

てか、108さん、10年以上も前から今のバシャールと同じことを言い続けているあなたっていったい……
Σ(ﾟдﾟ;)ｱﾅﾀﾊ ﾆﾝｹﾞﾝ ﾅﾉﾃﾞｽｶ…?

108さんの「完璧」メソッドの解説コラムです
→減点法
→減点法（その2）


+.+.+.

掲示板のカキコミで完璧認定のとてもわかりやす事例を見つけましたので、そちらもご紹介しておきますね！











108回答専用スレ【その一】