
使いやすさに驚き!遅まきながら自然派お掃除レビュー!
薬局や100均などでよく見かける「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「クエン酸」のお掃除用商品。わたしは「いちいち容器を準備して、水で溶かすのとかめんどくさい」「使い方がいま一つわかりづらい」などの理由からずっと素通りをしてました。
それに、本当によく落ちるのかもわからないし・・。
ところが先日、なにを思ったのかダイソーの「重曹スプレー」なるものを買ってみたんです。
そしたら、タイルやコンロ回りの油汚れが楽々と落ちる落ちる



サラサラの液状だからスプレーで細かく噴霧出来て、液だれも気にしなくて良い

えーん



こんなに使い勝手が良い物、どうして誰も教えてくれないのよー

なんて思ってしまうくらい、使い勝手の良いものでした

目次
1.「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「クエン酸」の使い分け
2.スプレー液の作り方
3.重曹が効いた部分
4.セスキ炭酸ソーダスプレーが効いた部分
5.クエン酸の効いた部分
6.重曹煮沸とクエン酸磨きで網杓子やカトラリーもピカピカに!
7.消毒用エタノール
1.「重曹」「セスキ炭酸ソーダ」「クエン酸」の使い分け
重曹スプレーを使ってみて効果に驚きました。そこで、セスキ炭酸ソーダ・クエン酸も気になり、ちょっと調べてみました。
- 重曹・・・アルカリ性。水に溶けにくい。消臭効果大。研磨剤として使える。
- セスキ炭酸ソーダ・・・重曹より更に強いアルカリ性。水に溶けやすい。
- クエン酸・・・酸性。水に溶けやすい。消臭効果大。
簡単にはこんな感じでした。
そして、汚れには「酸性の汚れ」と「アルカリ性の汚れ」があります。
この汚れと反対の性質のものを使い、中和させて汚れを浮かせ取るということのようです。
- 酸性の汚れ・・・油汚れ・食べこぼし・皮脂など(←重曹、セスキ炭酸ソーダを使う)
- アルカリ性の汚れ・・・水垢・石鹸カス・トイレの黄ばみなど(←クエン酸を使う)
同じアルカリ性でも重曹よりセスキ炭酸ソーダの方がやや強めなので、セスキの方が普段の油汚れにはより力を発揮しそうです。
また重曹は水に溶けにくいようなので、粉末のままで利用した方が良い気がします。
例えば、焦げ付きを落とすクレンザーとして使ったり、冷蔵庫やシューズボックスの消臭剤として使用したりです。
2.スプレー液の作り方
作り方と言っても、水道水で混ぜるだけ
割合は、水100ml:セスキ/クエン酸1g。
水500mlなら5g入れます。
計量スプーンの小さじが約3gです。
汚れの強さによって、配分は変えて良いそうです。

ダイソーで買ったこのスプレー容器が300ml用なので、300ml:3gにしました。
見分けるために、ボトルの裏側に水に強いという、これまたダイソーのシールを貼りました。
水溶液の使用期限は、裏書に「1週間程度で使い切ってください」と書かれていました。
他に検索して調べてみましたが、1~2ヶ月で使い切るとの記事が多かったです。
わたしとしても、1週間というのは短すぎるので、様子を見ながらこれから使っていきたいと思います。
今日使った感じでは、使いやすいので1~2ヶ月以内には十分使い切りそうな気がします。
【※追記】
1ヶ月使用しましたが、コンロを使用するたびに冷めてから拭いたり、猫用品の清掃に使用したりと、汚れ落ちがとても良く安全で頻繁に使うため、わたしは7日~10日で使い切ってしまいます

3.重曹が効いた部分

この部分、お砂糖やお塩などの調味料が置いてあったコンロ背面です。
コーナー部分に錆のような、焦げ(?)のようなこびりつきがあります。
油汚れと水垢の両方の汚れだと思いましたので、まずセスキ炭酸ソーダスプレーとクエン酸スプレーで焦げ以外をきれいにしました。

そして、重曹をお湯で溶いてペースト状にします。

このペーストを、こびり付いた汚れの部分に乗せていって暫く時間を置きます。
時間を置いたら、食器用スポンジの固い方で擦って取りました。

100%取れたわけではないですが、かなり多くの部分が取れました

しかも、そんなに時間も力もかけずに取れました

拭き跡が結構残るので、お水だけで2回くらい拭いた後、空拭きをしました。
日用品・生活雑貨の店 カットコ
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4.セスキ炭酸ソーダスプレーが効いた部分
セスキが効いた部分はキッチンの至るところです
ですが、やはりコンロ回りの油汚れとレンジフードです


この部分、黒くて汚れが目立ちにくいのを良いことに、ずっと拭き掃除をしていませんでした


スプレーを吹き付けてサッと拭くだけで、汚れがきれいに取れました。
でもわたしの場合汚れが溜まっていたため、3度ほど拭いてようやく雑巾に油汚れが移らなくなりました

こちらも拭き跡が残るので、水のみで拭いた後空拭きで終了です。

あと、ちょっと気を抜いたら油で汚れてしまうキッチン用小物。
布巾にセスキスプレーをかけて、測りを拭きフキ

布巾の違う面の、スプレーの付いていない面でふき取り。

お砂糖やお塩の入れ物も、同じように布巾の方にかけて、拭いてからふき取り。
体に害のない成分だから、中味が入ったままでも気兼ねなく使えます。
NICHIGA ヤフー店
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5.クエン酸の効いた部分
クエン酸は、キッチンにはシンク回りが効きました。今まではホーミングなどのクレンザーを使っていました。
ですが、クエン酸スプレーの方が蛇口裏など細かい部分にも噴射できますし、流さなくてもサッと拭くだけでキレイになるのでとても使いやすいです。

水切りカゴの受け皿です。
たぶん、材質はスチールだったと思います。
水道水の成分が、白く跡になって残っています。

クエン酸スプレーして、少し置いてから擦りました。
全部とはいきませんでしたが、よく取れました。
今までクレンザーで擦っても、ここまでは取れなかったので

DIY.com
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6.重曹煮沸とクエン酸磨きで網杓子やカトラリーもピカピカに!
お玉などの調理器具やカトラリーも、水垢や皮脂、洗いきれなかった調味料汚れなど、酸性・アルカリ性両方の汚れが付着していると思います。ペースト重曹では落としきれなかった、複雑な形状の網杓子の汚れを落とすために、重曹を入れたお湯で煮沸して汚れを浮かせました。

網杓子の隙間に油汚れが入って、こびり付いていました。

お湯で溶いてペースト状にした重曹を付けて、少し時間を置いてから擦りました。

画像ではわかりにくいですが、隙間の汚れがまだ残っていました。

お湯約1000mlに重曹大さじ3ほど入れて、数分煮沸しました。
この中にカトラリーも一緒に入れました。
取り出してスポンジで軽くこすると、浮いた油汚れが簡単に取れました。
その後念のため、クエン酸スプレーしてこすり、水洗いしました。

隙間の油汚れはほぼすべて取れました


曇って汚れていたカトラリー。

重曹で煮沸した時点でかなりキレイになりましたが、クエン酸スプレーして磨くと更にキレイになりました。

特に、持ち手の白い部分とステンレスの境目に汚れがこびり付いていたのですが・・

重曹煮沸でキレイになりました。

姫スプーンも・・

一段明るくなりました。

本当に、すっきりきれいになりました



特に油汚れ

今までは、コンロを使うたびに水で絞った布巾で拭くだけだったので、拭き残しの油汚れが知らず知らずに残ったままでした。
そして、気付かないうちに油汚れが重なってしつこい汚れに・・



これからは、毎回シュッと吹いてサッと拭くだけで油のべたつきがゼロになります

気持ち晴れやか

注意点は、重曹もセスキもクエン酸も、アルミ製品に使用すると変質することがあるとのことでした。
アルミ製品には使わない方がいいですね。
7.消毒用エタノール

消毒用エタノールも油汚れに効くそうです。
ですが、セスキスプレーの方がかなり安価なので、敢えてエタノールで油汚れを取らなくても良いかな、というのがわたしの感覚です。
ですが、重曹、セスキ、クエン酸では消毒は出来ません。
冷蔵庫の手を触れる部分、レンジやトースター、食器棚の取っ手部分など、気付いた時に消毒用エタノールで拭くようにしています。
でも、毎日欠かさず消毒用エタノールで拭いている場所は、スマホの画面です


ですが、スマホ画面はアルコールにより変質の恐れがあるという記事も見ましたので、自己責任での使用になりますけれど

わたしはスマホ画面にフィルムを貼っていて、ティッシュの方にエタノールを吹きかけて拭いています。
今までそれで、調子がおかしくなったことはありません


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