マトリックス


目に見えない世界に進む人すべてがネオである



ここ最近、千円前後の臨時収入がポツポツとありました。

わたしはそれを「嬉しいけど、こんなのあっても無くても一緒の金額や・・」と感じていました。

だって1,000円なんて、あっという間に使っちゃう金額ですもん

でも、アプリ内に表示されている3桁の入金額をじーと見ていると、

「あー、わたしは受け取り拒否をしていたんだ・・」と気づきました。

「お金が簡単にワンサカと入る」と決めてから起こり始めた現象化なのに、その現象化をし始めたことを認められず、「こんな額じゃない!」って拒否していたんだと気付いたのです

それに気付いてから、『自分の内面が現実に反映されている』ということを、また肌で実感することが出来ました。

その途端、またしても世界との不思議な一体感を感じました。


―世界がわたしだったという安心感―

世界が私と一体だと気付いた安心感を、私なりに表現してみます。


大好きで大切な存在のことを心配してしまう時ってありませんか?

例えば、一緒に暮らしている猫ちゃんやワンちゃん、離れて暮らしている年老いた親御さん、まだ小さな子供さんのことなど。

でも、その大好きな存在と一体になることが出来たら、もう心配する必要すらなくなります。

だってそれは自分自身でもあるわけですから、安心感しかなくなります。

分離しているから心配になります。

けれどその一体は、わたし自身の意識も一体に溶けて無くなるわけではなく、愛するものの意識も自分とは別に認識出来るという状態です。


例えれば、わたしが感じたのはそんな安心感です。

この安心感はとても大きいです。

安心の只中にいる、という感覚です。



いつもはこんな安心感も一晩過ぎればまた元に戻って、また意識的に安心に焦点を合わせる・・ということを日々繰り返していました。

ですが、この時は翌日も変わらず、ずーっと安心の只中にいました。

風邪で身体の節々が痛く、天気も悪かった(わたしは、曇りは気分も曇りがちだと認識していました)のに、とても心地良く過ごしました。


そんな時、ふとYoutubeで見た『マトリックス』のワンシーンで衝撃を受けました。


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いつも受けている「不安」という攻撃が、静止しているかのように感じる。





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いつもの風景が、全く同じはずなのに違う世界のように感じる。





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「不安」がいつものように煽ってくるようにも感じるけれど、どこか遠くの方で何か言ってる感じで、全くダメージを受けない。





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「あれ?なにこれ。いつもと違う(良い)感じ・・」という感覚。


「これ、今のわたしの状態では無いですか!」という驚きでした。




更に、ネオとモーフィアスが初対面する時のセリフ。

モーフィアス「運命を信じるか?ネオ」
ネオ「いいや」
モーフィアス「なぜだ?」
ネオ「自分の人生をコントロール出来ないなんて嫌だ」

モーフィアス「君はずっと感じてきた。何か間違ってる。
はっきりとはしないが間違ってる。
心が引き裂かれたような不安に駆られる。だから君はここへ来たんだ」

ネオ「マトリックスって?」
モーフィアス「マトリックス(わたし注釈:不安)はすべてだ。
至るところにある。今この部屋の中にもだ。
窓から外を見る時も、テレビを点ける時も、それはそこにある。
仕事中も、教会にいる時も、納税する時も・・。
それは君の目を、真実から覆い隠してきた世界だ。」
ネオ「真実って?」
モーフィアス「君が奴隷であることだ。みんな生まれた時から束縛されてる。
わたしたちは臭いも味も感触も無い牢獄に生まれた。牢獄だ、心を縛る」





以前記事にも書いたのですが、わたしは自由という言葉にとても惹かれていました。

「特に不自由な身ではない」と自覚しているにも関わらず、自由という言葉に強く惹かれている自分がなんだか不思議でした。

それでこの動画の

『君はずっと感じてきた。何か間違ってる。はっきりとはしないが間違ってる。心が引き裂かれたような不安に駆られる。だから君はここへ来たんだ』

というセリフを聞いて、「この映画って、今のわたしの為に20年も前に作られた映画ですかーー?!」なんてアホなことを感じるほどリンクしてしまいました
(もう何度もこの映画を観ているのに、こんな風に感じたのは初めてです

ですが、「ザ・チケット」のあの108さんも、

『いくら求めても得られず、得ても失うという、首をかしげるような現実』

と現実を表現されていましたので、潜在意識や目に見えない世界に興味を持った多くの人たちが感じている違和感なのでしょう。




そして、わたしはもっとマトリックスの解釈を知りたくなって、以前読んていた『あの世に聞いた、この世の仕組み』という雲黒斉さんのブログの◎映画「マトリックス」密教的解釈(リンクページ下の方にあります)を読みました。

(※雲黒斉さんのブログは、様々な比喩的表現を駆使し、エゴメインでもスルスルッと頭に入ってくる、とても理解しやすいブログなのでおススメです!)

ですが、「ホリエモンってインディゴチルドレンやん!」という、わたしの中の勝手な確信を得たことくらいしか、新たな収穫はありませんでした

(堀江さんはスピリチュアルは否定しそうな雰囲気ですが、マトリックスは大好きで「自分はネオだ」と言っていました)

そしてページを閉じようと思った時に目に映った「十牛図」という言葉。

これが気になって、調べてみました。

十牛図
これ、悟りまでの道を示した絵なのですが、今、自分がどの辺に居るのかを理解できて良いですね。

この間までマトリックスの無敵ネオの状態だったのに、今この記事を書いている時は、あの時ほどは無敵ではありません

そうすると、あの無敵さを欲したり、その欲する気持ちから反対に不安が力を増したりと、知らないうちにエゴシステムにスルリと入ってしまうんです。

ですがこの絵を見ていけば、今まで自分が来た道、これから進んでいくだろう道がわかり、「無敵状態でない日がある自分で当たり前」だと受け入れ、安心することが出来ます。


なんだか取りとめのない記事になってしまいましたが、十牛図が気になる方は検索してみて下さいね





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